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目白バースハウス(目白助産所)

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授乳中にできてしまう脇の下の腫れ

よく「副乳ができて、脇の下にグリグリしたものを感じて、とても痛い」と言われる出産後の方々がいらっしゃいます。
これは副乳なのか、リンパの腫脹なのか………
殆どがリンパ節の腫脹のようです。かと言ってこれが異常か?とは言えなくて、よくある話の一つにしか過ぎません。
助産師がする処置としては、保冷剤で冷やす!という事しかできないかもしれませんね。
 
実はこのリンパ節の腫脹は、簡単に元に戻すことができます。なぜならリンパ管自体の圧迫ガとれれば、リンパ節は小さくなって元にもとるからです。圧迫しているところを外してあげる、それだけです。
 
しかし一回保冷凍した保冷剤をつかってしまいその凝りに付けてしまうと、リンパ節の細胞は固くなってしまって元に戻るのが遅くなります。
そして次の出産では前回の出産後の大きさまで腫脹しても良いのだと錯覚してしまうので、戻しても戻してもそこまでは大きくなります。3回目くらいまでは繰り返して大きくはなりますが、その後は少しずつ小さくなってきますので、御心配なく。
 
実はこの手技を教えてくださったのは男性の鍼灸師さんでした。筋膜リリースも、この先生から教えて頂きました。長女の授乳中からお世話になっていて、毎週日曜日の勉強会に誘われたて勉強させて頂きました。そしてそこから更に身体の仕組みについて興味が湧いてきました。
 
筋膜については、またの機会にブログで発信します。

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