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目白バースハウス(目白助産所)

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妊娠中の自己ケア

出産する場所が病院だったり、クリニックだったり、助産院、自宅等チョイスしますが、何れの所で出産するにしても自己ケアは必要になります。
 
無痛分娩の場合は硬膜外麻酔をかけるので、インナーマッスルはかなりゆるくなってしまい、ベビーが骨盤内での回旋する向きが分からなくなり(意識的ではないと思いますが、あくまでも想像です)、骨盤の中に入ってきたそのままの状態で下の方にも入り込もうとしてくることが殆どです。そうなると自分で回ってくることができなくなるので(その時点で麻酔を止めて自然に息ませてくださる先生もいらっしゃるそうですが)、吸引や鉗子を使って胎児を引張って産まれるのを助ける事が必要になってくるようです。
 
自然なお産をしようとする方は、できるだけ骨盤内の筋肉や靭帯、いわゆる『インナーマッスル』を鍛えないほうが出産はスムーズに行われます。インナーマッスルを鍛えたほうが良いのは、産後6週間経ってから。
妊娠中は、まだ子宮の中に胎児が居るので、できるだけ出産で子宮が胎児を押して出やすいようにするのには、骨盤内の筋肉を鍛えないこと!それが一番大切だと思います。
 
インナーマッスルを鍛えてしまうと、まだ子宮の中にいるベビーを骨盤の中で行き先を分からなくしてしまう事に通じて行くと思ってます。
 
運動としては、筋トレなどでも骨盤底筋群を鍛えるエクササイズは、私は推奨しません。そしてスクワットも。
以前キックボクシングを習っていた体験からですが、スクワットには大きく3種類あって、前傾したりすると、使われる筋肉が違ってきて来るので、インナーマッスルを鍛えてしまうことがある、と、コーチから聞いていました。ですので、やって良い運動とやらないほうが良い運動があるのは知っておいたほうが良いでしょうね。
 
37週からは1日1〜2時間は歩けるようにして欲しいところです。しかしデュークサライエさん?のように、臀筋に力を入れて肛門を締めて歩くのではますますインナーマッスルを硬くしてしまいます。普通にお散歩20〜30分行って、その後は10分休憩。それを繰り返すことで代謝が上がるといわれていますし、それで産後のシェイプアップが容易になる、そうですよ。
 
しっかりした靴を履いて、お腹の赤ちゃんとお話しながら、ゆったりと歩いてくださいね。

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