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目白バースハウス(目白助産所)

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妊娠中、身体を作る基本、食事

妊娠初期にはつわりで全く食べられなくなる方もいれば、食べづわりの方もいて、一様ではありません。やけ食いは別にして、一度に体重を増やしてしまうことも、身体の負担が大きくなるのでお勧めできません。
 
冷たい飲み物や食べ物で身体の内部を冷やしてしまうと、血液自体も冷えてしまい、ましてそれが続いてしまい、余計暑く感じてしまう。
それは飲食したものが胃に入ると、全血液の1/3〜2/3が胃に集まってきて、それを消化するよりも寧ろ熱を取っていって全身を巡る。冷たいものを摂れば血液も冷たくなり、温かい物を摂れば血液も温かくなる。但し、多量に発汗起こすものは、控え気味にしてください。汗をかきながらはミネラルが損失する可能性があるので。
また果糖のものは血糖値が急上昇するので、妊娠性の糖尿病と間違われる事もあるし、ジュース、果物は身体を冷やすことでも知られてます。麦茶も身体を冷やすので、夏の飲み物として知られてますよね。
また辛いものは胎児の脳血管の生育に影響するそうで、大学院の頃担当教授から、妊婦さんにはたべさせないように伝えてほしいと言われていました。
日本では農薬の規制が緩いので、キャベツ、レタスなどなどはよく洗って食べるか、無農薬などの物を食べるようにとも言われました。
 
つわりに関しては、妊娠によって体温が高く保たれるために、身体を冷やしたい衝動にかられる、それが生体の変化だと思います。9週で胎盤ができ始めて、15〜16週になると出来上がる。胎盤が出来上がると然程冷やさなくとも体調はキープできるので、食事自体も冷えるものを食べなくてもいい状態になります。
勿論この盛夏時には暑いのはいつものことですが、それでも下半身は特に冷やすのには注意して、素足やスカートしか履かないのは冷えの元になります。ユニクロや無地で男物のステテコなどサイズの大きな物を購入して、後ろ前に履いてみると、丁度いい感じになります。まして綿素材ですので、汗を吸い取ったり、防冷房に対して威力を発揮します。
 
妊娠週数によって、また貧血などの症状によって、食事の内容は個々へんかします。貧血にしても鉄欠乏だけではないので、野菜、肉、魚、全般的日とって欲しいものてすね。玄米菜食はどうしても貧血を起こしやすくなったり、分娩時に500ml以上の大量出血を起こしやすくなるので、カツオを煮たり焼いたりして食べることをお勧めします。基本的に動物性タンパク質は摂取したほうが貧血になることが少なくなるので、野菜と共に召し上がってください。

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