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目白バースハウス(目白助産所)

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乳腺炎の自己ケア

台風や気候の変動が激しい時にも乳腺炎は起こしやすいです。
 
出産後1ヶ月の間はプロラクチンの値が常時高いので、どうしてもおっぱいは、張りやすくなります。特に産後の1週間。
 
また呼吸が浅い方、胸式の呼吸ができない方は気をつけて胸式の深呼吸を一時間に1回は行ってくださいね。
 
そして甘いもの、脂肪分の多いものは母乳の中の乳清脂肪が大きくなったり、乳汁の粘稠度が粘りやすくなるので、母乳が出にくくなることがあります。
和食にして調味料は砂糖を少なくして、出汁多く使って旨味を多くして召し上がってくださいね。潮や味噌味、お醤油については、問題ありません。お産の時に血圧が上昇した方は、塩分注意で食事のメニューを考えてください。
 
気温だけではなくて湿度、気圧の関係があるのでしょう。
食事の内容については、脂肪の少ないものにして、高タンパク質のものを召し上がってください。退院後直ぐのお食事では、ササミやヒレ等の脂肪のない所を梅干しを入れて素焼きにしたり、柔らかく野菜と煮ても美味しいと思います。ご飯は胃に優しくして分づき米に雑穀入れたものが良いかと思います。 
 
昔はもち米、お赤飯等をおっぱいが出にくい時には食べていましたが、乳汁が白濁したり、おっぱいが張りすぎることもあり、今まではあまりお勧めしなくなりました。
黒米、緑米はもち米の仲間なので、うるち米をお勧めします。
 
塩蔵と冷凍を繰り返している魚は、基本的に大きな物が多いので、脂肪分も多くなりやすい為に、あまり食べないほうが無難ですね。
 
(先日、貧血の方が鉄分補給の為に、と鮭を召し上がってましたが、鮭は白身の魚ですので、鉄分補給には適しません。)
 
授乳中は魚も肉も脂肪分の少ないもので、調理法も油をあまり使わないで調理士てみてください。ホイル焼き(できればアルミホイルよりもオーブンシートを使って)オーブントースターや魚焼きグリルを使うと結構簡単に調理出来ます。
 
そして足を冷やさないようにして、足浴してからシャワーに入ると良いですね。直接シャワーをおっぱいに当ててしまうと、その後からかなり張ってくる事が有ります。掛け湯のほうがおっぱいが張ることは少なくなります。
 
冷たいものをたべたいかとは思いますが、この時期は少し我慢で乗りきってください。

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