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目白バースハウス(目白助産所)

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【H.Fさんの場合】

【H.Fさんの場合】
第2子 水中出産
 いや~もう、何から書いていいのか分かりません。ただただ星野さんに感謝、山下先生に感謝、星野さんの娘さんに感謝であります。本当に星野さんに出会えてよかったなあ。第一子「進之介」の時に、アクアバースハウスでたまたま助っ人に現れたのが星野さんでなかったら、今ごろ私はどうなっていたのでしょう。
 
 進之介を産んで、2ヶ月が過ぎた頃、私の右足の付け根に異変が起きました。最初はちょっと筋を違えちゃったのか、という感じですぐ直るだろうと思っていました。ところが日に日に悪くなる一方で、 あまりの痛さに寝返りは打てない、眠れない、しまいには一歩も歩けない、という状態になって しまいました。
 
「そういうのは腕のいい整体師にかからないとダメだ」と、京都にいる姉に言われ、「腕のいい、って言われても…」と、途方にくれていたところ、なぜか「星野さんならきっと知っているだろう」とひらめきました。すると、星野さんはすぐに山下先生を紹介して下さり、 立てなかった私が「あ、歩ける」と、まさにクララ状態に。おまけに、 ずっととまらなかった進之介の右目の目やにが、彼の人差し指一本でぴたっと止まってしまった ではありませんか。私が彼の「信者」になったことは言うまでもありません。 今では「布教活動」の結果、信者を着々と増やしております(笑)。 一番最近の信者(患者)はうちのダンナです。
 
 それから2、3ヵ月後、今度は私のあるところに異変が…。「おかしい、絶対こんなはずはない」「初めての時より痛い」。またまた星野さんに助けを求めました。「会陰が癒着してるねえ」かくして、私は赤川産婦人科の手術台(?)の上で会陰を切開されることに(これがいやで、 助産院に決めたはずだったのに…)。 ちなみに、星野さんもこのことは未だに謎だとおっしゃっています。多分、クレンメを外すのが遅すぎた ためだろうということですが…(星野さんは助っ人だったため、クレンメを外すのは別の助産婦さんが してくれた)。
 
 まあ、そんなこんなで、無事めでたく二人目を妊娠することができました。進之介を産んだときから 「ひまわりは目白バースハウス(目白助産所)で産むね」と約束していましたので、すぐに星野さんに報告しました。 (その後、「ひまわり」にはおちんちんがついていることが判明するのですが…)
 
 前回のことがあるので、今度は事前にできることはやっておこうと思い、山下先生のところで メンテナンスをしていただきました。恥骨の痛みも気がついたら治っていました。最後にかかった時、 「4月3日」との「お告げ」があったのですが、これは外れて良かったです (そこまで当たると恐ろしい…)。
 
 さて、待ちに待った陣痛さんがやってきました。私としては進之介と2つ違いで産みたかったので、 4月1日までは「今日こそは、今日こそは」と、思い、なんちゃって陣痛(想像陣痛?) に踊らされ続けましたが、1日を過ぎたら「もういつでもいいや~」と、気が楽になりました。 (お告げの日にはちょっと緊張しましたが)
 
 出産前夜、いつものように、ダンナと進之介が寝た後にこっそり起きだし、インターネットで 出産体験記を読んで、イメージトレーニングをしていました。「今日来そうだな」と感じたので (毎日そうは思っていましたが)、出産に備えケーキを2つ平らげ眠りにつきました。
 
 朝11時半頃目が覚める(寝すぎだろう!!)と、「来たなー」。トイレに行くとおしるしが。急いでカレーライスを2杯(!)食べ、荷物をまとめ、 置手紙をしてから進之介を連れてタクシーに乗り込み、いざバースハウスへ!
 
 1時半頃到着すると、「まだ1.5センチ。7時から9時ごろだねえ」と言われ「え、まだそんなに?」ちょっとがっかり。でも「まあいいか、ここにくれば安心だもんね」と思い、リラックスしていました。そうこうするうちに結構痛みもきつくなり、5分間隔に。ダンナがメモを見て荷物を運んで着てくれました。そこへ星野さんご帰還。「あ~もうこれで大丈夫」ダンナが帰った途端に痛みが増してきて、「もうお湯に入りたーい!」というと、 すんなり受け入れていただきました。
 
 お湯に入ると、痛みでこわばっていた全身がふわーっととける感じ。「やっぱり、水中以外考えられない~!!」と実感しました。それでも容赦なく痛みが パワーアップしてきて「こんなに痛かったっけ!?こんなんじゃ耐え切れない!!」すると、勝手に体がいきむ感じが。「もう、頭に触れるよ」「え、もう?ホントだ」「一回戻るよ」そしてグワッとお出ましに!いわゆる「焼け付くような感じ」でしばし短促呼吸。
「ハッハッハッハ」ここが一番辛かった。(確か「ギギギ」と言った私がいた)そして「すっぽーーーん!!」プールに入ってわずか20分の超大安産でした。
 
 あれから早一ヶ月。安産の余韻に浸る暇もなく、今は睡眠不足の日々を送っています。 進之介の嘆きは計り知れず、(特に添え乳がダメらしい)「背中にも、顔と乳と腕が欲しいなあ」と思う今日この頃です。
 
 星野さん、本当にありがとうございました。やはりあの腰さすりがなければとてもダメでした。 これからも、身体に気をつけて、頑張ってください。そして今度飲みに行きましょう。