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目白バースハウス(目白助産所)

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【Kさんの場合】

私と優作とチュンチュンのお産

 私が今回のお産で希望していたこと、それは長男優作(H11.1.13)との立会い出産でした。優作の時のお産は インフルエンザにかかりながらのあつ~いお産でした。星野先生にインフルエンザでの出産の話をした時 「そりゃ、熱くて出てくるわっ」と、笑っていました。私が思うに、優作も本当は「ノーマル」な出産を狙っていたのかもしれないのに...暑くて、37週 でお産となってしまったのでは...と。

 それはさておき、今回はあくまで、優作とバースプランを 考え、(本当か、彼はまだ言葉もまばら)いろいろと悩み(そうでもないか?)...ただ私は絶対産める... あたりまえだが、それだけ何だな...でも小心者のA型...ぐいっとひっぱってくれる先生を求め... インターネットでこの目白バースハウス(目白助産所)を発見!!自宅は世田谷なのに私は「ここだ」と思って しまいました。

 星野先生との面接?は、かなりきんちょう~!でも心は決まっていました。断られない 限りついて行こうと...(笑)。おなかが大きく目立つ8ヶ月も終わりの頃でした。この頃というか、 8ヶ月くらいから優作はおなかの子に「チュンチュン」という呼び名をつけていました。彼なりの コンタクトをとる回数も増えたのもこの頃です。

 さてさて、チュンチュンが産まれるまでに、「もしかしてもう産まれるかな?」ということが何回かあり、 そのたびに家族に「明日かな?」「まだ産まれないの?」と聞かれ、あげくの果てに「オオカミ少女」と 呼ばれてしまいました。もお、本当に産まない限り誰も信じてくれないようになっていました。 予定日は2月4日だったのですが、優作のときが早かったので周りの人は1月中に生まれると思っていた のです。しかしチュンチュンは出てこなかった...。

  「出てこい、チュンチュン」39週に入ってすぐ、私は悩まされていました。夜中の不思議なチュンチュンの動きに...左下腹部をハムスターが巣でも作っているかのような動き...チュンチュンは出たいのか?優作に聞いてみた。「チュンチュン、いつ産まれるの?」優作いわく「アシタノ ヨル」。いつ聞いても「アシタノ ヨル」なのです。この子もオオカミ少年だ!!(笑)

 2月3日、その日は来ました。と、言ってもたった数時間前の話ですが(笑)。明日は夫が仕事で遠くに行くので、何かあった場合に世田谷から目白まで行くのは大変...。前日 おしるしもあったので...いろいろと悩み...本当は悩んでいない(笑)。目白バースハウス(目白助産所)におとまりする ことにした。出産しよう、ということより「おとまり」という気分でした。星野先生と優作と 私とでたわいもない会話を楽しみ...その中で「2時ごろ、優作君がパタッと寝て、その間に産まれる かもね」と...。

 オオカミ少女は産む気になってしまったのだ!この一言で...。そして、チュンチュンとコンタクト。 優作も巣作りのような行動をしだし、AM2:30、優作がお眠りになる...それから...。30分後... 来てます...陣痛です...星野先生にTEL...あれよ、あれよという間にその30分後。星野先生 に会いたくなってまたTEL...。ここで時計はAM3:30...15分経過...4時がきた...陣痛のたび おなかが鳴く...チュンチュン、お米ほしいい、と...「あなたはすずめ?」「先生、おなかすいた」「何がいい?」「米、おにぎり」。すずめのお宿のチュンチュンにぴったりのおにぎりをしっかりと食べ終えると...AM4:30... それからは、あれよ、あれよという間にAM5:00。ついに私はここで「いきみたい」と、ところがチュンチュンがしゃっくりをしだした...

 先生「がまんして」私「えっ」「そんな...」先生「しゃっくりが止まるまでがまんして」まるでSMの世界だよ...。先生「いいよ、いきんで」「やったあ」と思ったのもつかの間。「ママー!」優作が目を覚ましてしまった。AM5:15だ。優作「おっぱい」左乳は優作に、右乳はチュンチュンが産まれた後に...

  私は優作に左乳を含ませ、いきみました。肛門がカーッと熱くなった。あっ、もうすぐだ!「ついて行きます星野様 by ワタシ、ユウサク、チュンチュン」。心の声がクライマックスに達したとき、AM5:30。オオカミはヒツジになりました!! チュンチュン「産まれたよー」優作はしっかり立ち会ってくれました。右乳はチュンチュン!! ただ優作はずっと左乳から口を離そうとはしません。と、本日めでたく大大大安産をした、未だコーフン状態の心の中を書いてみました。

「出産を終えて」
翌日、少し落ち着いたのでもう少し書きます。

星野先生に会えて本当に良かった...。チュンチュンが私を選んで産まれてくれたことに感謝...。そして優作、ありがとう...。さらに、このしあわせは夫、太郎ちゃんがいたからこそ出会えたもの...優作に、チュンチュンに 会えて良かった(涙)。本当にしあわせです。

 私の出産が幸せに見えるのも、目白バースハウス(目白助産所)で産めたからこそです。優作にとってもチュンチュン にとっても最高の記念になったと思います!!私は、目白バースハウス(目白助産所)での出産体験を(自分の出産を)育児仲間に語り、皆で盛り上がりたいです。 そして、こんなに楽しい、気持ちいいお産をもっともっとたくさんの人に経験して欲しいです。

P.S. 痛いけど...また産みたい...(笑)