目白バースハウスでは、出産へ向けて、色々な手法を取り入れて妊婦さんへの身体のケアを行っています。今日はその中でも鍼灸師によるケアのご紹介。

当院では、鍼灸によるケアが効果的であろうと思われる妊婦さんや産後の方に対して鍼灸治療をお勧めすることがあります。町に鍼灸院があったり、薬局などでも自分で手軽にできるお灸など売っていますが、妊娠中にケアを受けるのであれば、ぜひお産を知り尽くした鍼灸師に施術してもらうのをお勧めします。

当院ではそのような時に登場するのが、先日の座布団カバーでも紹介したＳさん。Ｓさんは助産師でありながら、鍼灸師の資格をも持つマルチな助産師。助産師ですから、妊婦さんは妊娠週数やお産に向けての相手の状況状態を良～く把握しながら、かつ鍼灸師としての視点で的確に治療を行っていきます。もちろんお産中も必要であれば鍼灸治療を行います。

また、もう一人Ｔさんという助っ人鍼灸師もいます。Ｔさんは当院で出産をし、その後鍼灸師の資格を取り鍼灸師として活躍されています。鍼灸師としての施術のみならず、子育てするお母さんとして妊婦さんの心のケアも十分なところはさすがです。ちなみにＴさんはご自宅出張での鍼灸治療も行っておられますので、ご希望の方はご連絡いただければご紹介させていただきます。

鍼灸師としての身体の診方、助産師としての身体の診方。同じ妊婦さんをみさせていただいても、同じように感じるところもあれば違うこともあったり。身体は奥深いなあ、でもちゃんと身体が教えてくれるんだなあと感心することもしばしば。
そして、ああだったこうだった、もっとこうした方がいい等々、助産師と鍼灸師がディスカッションしながら妊婦さんにより良いケアが出来るよう、日々皆で努力をしています。
　
初めての方は、「鍼は痛そう、お灸は熱そう」と少しドキドキしてしまうかもしれません
。でも、実際施術を受けてみると、むしろ鍼の刺激が心地よく、お灸の熱が温かく気持ちいい体感をしていただけると思います。ぜひ興味のある方、鍼灸治療おすすめです。
長い長い鍼灸の歴史、その効果など、今度Ｓさんにもブログを書いてもらおうと思います。