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目白バースハウス(目白助産所)

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夏こそ糠漬け

今日は暑かったですね。
暑くなってくると、だるさを感じる方、ばててしまう方、食欲が落ちてしまう方色々いらっしゃいますね。でなくても、料理で火の前に長時間いるのも暑くなってきますから、ついつい簡素な料理でご飯を済ましてしまいがちですよね。

さて、今日はそんな夏こそ積極的にとっていただきたい漬物、その中でも日本人か昔から家の味として取り入れてきたぬか漬けの話です。
挑戦してみたいけど、なかなかやる機会がない。やってみたけどうまくいかなかったという方もいらっしゃるでしょう。今は色々なサイトでも、糠床の作り方や保存方法など調べられますね。ぜひ興味のある方は挑戦してみると良いですね。
昭和初期までは嫁入り道具としてぬか床を持って行っていたそうですね。確かに、同じ糠を使って糠床を作っても、その家庭家庭で味が全く違うから、面白いです。
生きているんだなあと実感します。

糠は、ミネラル・ビタミン・酵素など本当に栄養素がたっぷり。特に酵素は代謝をアップさせるので、妊婦さんにもおすすめです。しかし、酵素は加熱するとその成分が失われるため、ぜひ生のもので摂りいれていただきたいです。
ただし、これからの季節、色とりどりの夏野菜は見た目にも元気が出ますし、みずみずしくて美味しいのですが、そのまま生で食べるとどうしても身体を冷やしてしまいます。代謝をアップさせるどころか、冷えて代謝が落ちてしまいます。

そこで手軽に生の野菜を摂りいれられるのが「ぬか漬け」。
本当にそのまま入れるだけです。付ける時間が短い時や、あまり漬かり過ぎているものは苦手という方は、小さく切って付けるのもアリです。
メジャーなキュウリやナス、人参もおいしいですが、変わったところではズッキーニやミニトマト、キャベツやオクラも美味しいですよ。

ちなみに、今日バースハウスで漬けたのは「ブロッコリーの芯」です。
かたかったり青臭かったりなどそのままでは食べにくいものも、ぬか床に漬けることで柔かくなり、クセやえぐみも抑えられて、ぐんとおいしくなります。
”一物全体”、野菜の命をまるごといただくことにもなりますね。

我が家では子供たちも大好き。漬かり過ぎたぬか漬けは細かく刻んで納豆に混ぜたり、チャーハンにしてもおすすめです。
ぜひお試しください。