ここ数日、おっぱいに関する相談や乳腺炎などのトラブルに対するケアの依頼が増えています。台風などで気候が荒れたり、急に涼しくなったりまた暑くなったり、7・8月の夏の疲れもあってトラブルを起こしている方が多いようです。
授乳期間中は、季節や気候の変動やお母さんの食事や睡眠などの生活、赤ちゃんの飲むペースや体調など、様々な要因からトラブルを起こしてしまう事があります。症状が急激に悪化してしまったり、原因が一つでないこともあるため、対処の方法は様々です。
私達も出来る限り早めの対応を心がけておりますので、おっぱいのトラブルに関するご相談は、あまり様子を見過ぎず、早めのご相談をおすすめします。その際には、乳房マッサージを行うだけでなく、ご自身で出来るケアや今後トラブルを起こしにくくするポイントなどもお伝えします。
また、突発的なトラブルだけでなく、何度もおっぱいのトラブルを繰り返す方や、赤ちゃんがうまく吸ってくれない、赤ちゃんに吸われた時の乳頭痛がずっとなくならないという方もいらっしゃると思います。そのような方の中には、実はおっぱいだけでなく、赤ちゃんの飲み方や吸い方に原因があることもあります。そういった場合、また違ったケアによって改善されることもあります。
おっぱいや授乳に関するご相談は、当院で出産されていない方が来院されることも多いです。ぜひ困ったことがあれば、一人で悩まずご相談ください。お母さんと赤ちゃんにとって幸せな授乳ライフになりますよう、精一杯のお手伝いをさせていただきます。