漬ける食材がワンパターンになってきてそろそろ飽きてきたので、最近はいろいろな種類のぬか漬けに挑戦して楽しんでいます。
食材をぬか床に入れるだけで、簡単に、しかも栄養満点の立派な一品ができあがるのですから、私はぬか床は魔法の箱だと思っています。
「いつもありがとう!」とか「次もよろしくね」「この前美味しかったですよ、先輩、さすがですね!」とか話しかけながら毎日手でかき混ぜていると、ぬか床とだんだんコミュニケーションがとれてきたのか、毎回安定した味で上手に漬けることができるようになってきた感じがします。
まさに、妊婦さんのお腹の中にいる赤ちゃんと同じ感覚ですね!
先日のブログでもチラッと触れましたが、今回は里芋のぬか漬けに挑戦してみました。
基本的に芋類など生では食べられない固い野菜などは、蒸したり下茹でしたりしてからぬか床に漬けるといいようです。
里芋の武器でもあるねばねば成分を残して、かつ、うまみや栄養を逃がさないように・・・ということを考えると、下処理方法は皮ごと蒸すのが良いそうです。
こうやって水を入れた鍋の中に器を入れその中に皮つきのまま里芋を入れて・・・
蓋をして蒸します。串がすっと入るぐらいまで。
蒸しあがったら皮をむいて冷めたら糠床の中へ。
最近寒くなってきて漬かり方のスピードがゆっくりになってきたので、今回はじっくり2日間漬けてみました。
食べた感想ですが、ねっとりとした食感とさわやかな味のハーモニーが新鮮で、美味しかったです。
みなさまもお試しあれ。
ではまた、ごきげんよう
今晩はスーパームーン、見れるかな?