前回は春の過ごし方についてブログを書いたので、次は春の食養生について語ろうかと思っておりましたが、その前にぬか漬けの魅力をひとつ。
ぬかにはたくさんの微量栄養素が含まれており、その微量栄養素はぬか漬けにすることにより野菜の中に移行します。
たとえば同じきゅうりでも、生のままよりもぬか漬けになっている方が栄養価がアップします。
ぬかに多く含まれるビタミンB1やビタミンCなどの栄養素や酵素は、熱に弱いため日常的に摂取するのが難しいのですが、ぬか漬けにすることによって上手に楽に取り入れることができます。
ああ、なんというお得感!
そして何より乳酸菌の多さ!
乳酸菌といえばヨーグルトを思い浮かべる方も多いとは思いますが、いえいえ、ぬか漬けには到底かないません。
ってなわけで、ぬか漬けは、漬けるだけで簡単に、腸内環境の改善、疲労回復、美肌効果や免疫力アップ、老化防止効果なども期待できるそれはもうすごいすんごい魔法の食べ物なのです。
私のようにズボラな人にもおすすめです!
(私はズボラすぎてぬか床を毎日かき混ぜることですら面倒に思う時があるのですが、そういう時は、いえ、そういう時ではなくても長期旅行の時とかでも、ぬか床はお休みしちゃう方法もあるのでそこまで気負いする必要もありません。)
ごはん、味噌汁、ぬか漬けは、和食の三種の神器ならぬ“三種の神食”だと私は思います。
ごはんはどんなおかずにも合うし、味噌汁の具もぬか床に漬ける食材も大抵なんでも合うので組み合わせをいろいろ楽しむこともでき、バリエーションも豊富。栄養もすごい。季節感を出すこともできる。
普段の食事は、ごはん、具だくさん味噌汁、ぬか漬け、この3つをしっかりと整えていればバランスは自然ととれているので、毎日毎日手のこった料理を作らなくては、、、とプレッシャーに思う必要もありません。
特別なハレの日のごはんと日常のケの日のごはん、メリハリよくして健康で楽しい毎日を送りましょう。
ぬか床の発酵の最適温度は20~25度。
寒すぎても発酵に時間がかかるし、暑すぎても管理が難しく大変です。
また、これから暑い夏がやってきますが、ぬか漬けはさっぱりとしているので、食欲が落ちている時にも食べやすく重宝する食べ物です。
なので、今この時期は、ぬか床を作り育てるのにもちょうど良い時期であり、美味しいぬか床を手元に置いておきたい時期でもあります。
バースハウスのぬか漬け教室、まだまだ参加申し込み受付中です。
この春、ぬか床デビュー、または再デビューしてみませんか?
------------------
ぬか漬け教室
各自ぬか床1キロ分ずつ作ってお持ち帰り(*容器は各自準備)
<日にち>4月18日(火)10時30分~
<参加費>3000円(材料費込、お茶、おにぎり、ぬか漬け試食付き)
<持ち物>エプロン、手拭き用のタオル、ぬか床容器または持ち帰り用の容器(ジップロックでも可)
参加ご希望の方は電話またはメールでご連絡ください。
【電話】03-5950-1523
【メール】info@birthhouse.com
その他教室・イベントはスケジュールカレンダーをごらんください。