終わりじゃない、これからのための断乳・卒乳マッサージ
ここ数日、おっぱいを卒業し、その後のマッサージに来院される方が多くいらっしゃいます。
おっぱいの卒業には、お子さんから自分で卒業を決めて止める時と、お母さん側の理由で止められる時とがあります。止めるタイミングとしては、この暑い季節はお子さんも水分を欲しますので止め辛かったり、夏の風邪や感染症などが流行って具合が悪くなったりしやすいですので、実はあまりおすすめの季節とは言えません。
しかしご自身やご家族が連休を取りやすいこの時期を選ばれる方も多いですね。ぜひお子さんだけでなく、お母さんの水分補給もしっかりしながらの卒乳をお勧めします。
そしてお子さんにはちゃんとおっぱいを終えることを伝え、おっぱいが終わってもお母さんはあなたの事を大切に思っているよ、愛しているよというメッセージをしっかり伝えてあげてください。
今日来院された方も、無事卒乳をし、思ったより張りもなく順調に止められたとのことでしが、本当に大丈夫か心配なので一度見てい欲しいとのことで来院されました。やはり自分では分かりにくい奥に乳汁が溜まった部分があり、マッサージを行った後は、思った以上に体が軽くなり、楽になったとお話されていました。
またマッサージ中は、出産後初めておっぱいを飲ませて吸ってくれた感動、そしてその後乳頭が痛くてたまらなかったこと、夜も頻回に起きて寝不足だったこと等、私たち助産師とおっぱいの思い出をたくさん話し、授乳生活をゆっくり振り返りました。
おっぱいにも、そしてここまで飲んでくれたお子さんにも感謝の気持ちが湧いて、本当の意味でおっぱいが卒業できたとお話されていました。そのよう感じられる事は素晴らしいと思います。
私の子供も最近おっぱいを卒業しました。2歳8ヶ月、自分の中で納得し決断し、「私もうおっぱい止める!」と家族の前で宣言して卒業しました。自分で考え、自分で決めて行動に移すことが2歳でも十分できること、とっても嬉しく思いました。そして、またこれからおっぱいではない母と子の結束がどんな風になるのか、とても楽しみにしています。
目白バースハウスでは、断乳や卒乳後のマッサージだけでなく、これから断乳を考えている方の相談や母乳育児に関する悩みなど、色々な相談もお受けしております。当日でも空きがあれば来院していただけますので、ご希望の方はご連絡下さい。快適で幸せな授乳生活を応援しています。