バースハウスでは切迫早産の疑いのある妊婦さん、診断を受けた方々に、骨盤をきっちり支えるような腹帯の巻き方をお教えしています。
ご自分だけではきっちり巻きにくい時は、ご主人のお時間の許す時に来ていただいて、実際に巻いてみていただいたりします。この協同作業もかなり好評です。
さらしを使ってきっちり巻くことがミソでしょうか。伸縮性のあるものですと緩んでしまって上手くは巻けません。また幅がある程度必要ですので、その点も使い勝手がいいと思っています。

色々なベルトも出回っていますが、さらしは汗も吸い取ってくれるし、厚みもないので、違和感もあまり感じられないと思います。骨盤周りを締めて支えるので、着用すると動きやすさを感じる妊婦さんがほとんどです。

さらしの腹帯の活用方法は、切迫早産の方々だけではありません。産休まで仕事をする方が増えてきていますが、冷えの予防にもなりますので、その時にはさらしの腹帯を動きやすいように締めていただくと良いと思います。海外では着用の習慣がないから必要ない、と言われることもありますが、そこはやはり四季のある日本です。体自体が冷えやすくなっているようですので、これからの季節、重ね着の感覚で腹帯の活用をお勧めします。