先週のオープンサロン。
短い時間ではありましたが、少し防災のお話をさせていただきました。
東日本大震災から早6年。いつこの東京にもやってくるか分からない恐怖と不安な気持ちで準備した防災用品も期限が過ぎ、何となくまた準備しなくてはなぁと時間が過ぎている方も多いようでした。
また、あの頃は大人だけの生活だったけれど、子どもが生まれ、かといって特に何を準備したり、心構えをしておけばいいか分からないなという方も多いと思います。
◎地震が来たら躊躇せずに安全な所に動く。
◎台所は危険。落ちてくるものや倒れてくるものが沢山ある。(親が台所にいると子供は後追いしてくるので)
台所のコンロは立ち消え防止のコンロにしておくと、地震時自動的に火が消える・・・台所に行く必要がなくなる。
◎地震が来たら親は子供に覆いかぶさらない。できるだけ机の下に入って、厚み
のあるもので頭を覆う。
◎家具は固定する。冷蔵庫などは専用の固定器具があるので、メーカーに問い合わせてみる。
◎家具の上の方にはぬいぐるみなどの柔らかいものを置いておく。重いものは上にはおかない。
◎休むところ(寝室など)には家具は置かないようにする。
等々、この他にもいろいろな教訓があり、書店では震災に関する本が店頭に並んでおり、分かりやすく絵入りで書かれているものも見られます。池袋の防災館などでは、揺れの体験も出来たり、防災用品の展示もしてあります。
地震のニュースを目にする度、被災地域にお住まいでない方々も、わが身に起こるかもしれない、妊婦さんや小さなお子さん、赤ちゃんと一緒に被災したら…という事を想像するだけで不安になってしまいますね。
「命を守る。」
家族が増えればそれだけ守るべきものも増えます。
深刻に悩み過ぎる必要はないと思いますが、やはり備えは大切ですね。
そしてその事を考えていると、それ以上に「感」と「想像力」、これもとても大切だと感じます。日頃の生活の中から、この感と想像力を大いに働かせて生活できると良いですね。