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目白バースハウス(目白助産所)

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暑い!夜間のエアコン対策

先日、夜のエアコン対策に困っているという妊婦さんがいらっしゃいました。
その方はご主人と男の子二人のお母さん。
男三人みんな暑がり汗っかきで、エアコンなしでは寝られないとのことです。
でもそれでは自分は寒いくらいなのだそうです。
確かに大人はなんとか我慢できても子どもは暑いだけで眠りが浅かったりぐずったり大変ですよね。
我が家の子ども達も、エアコンをつけても更に布団から脱走?脱落?し、畳の上で寝ています。

目白バースハウスでは、エアコンも使わないのではなく、上手に使用するようアドバイスさせていただいています。
暑いのに我慢して眠りが浅くなったり体調を崩したり生活が乱れたりするよりは、快適に睡眠をとれることの方が大切です。
そこで私たちがお伝えしているのは、

・エアコンをつけずに我慢するのではなく、適度な温度設定でエアコンを使用すること
・風が直接肌に当たらないように風向きに注意すること
・寝始めが一番暑いと感じるので、タイマーを上手に使用すること
・いつもより温度設定を低くし、長袖を着用する
・一番冷やしてはいけない首回りや足首はタオルを巻いたりレッグウオーマーも活用する
・エアコン自体が苦手な人は、寝室の隣の部屋のエアコンをつける
です。

また、汗をかいた皮膚に風が当たることで、体表面はとても冷えてしまいます。
なので、薄手で肌に密着しないもので構いませんので、上半身は肘まで覆えるもの、下半身は足首まで覆える服を着用していただくことをお勧めします。
エアコンを使用しない時でも、窓から入ってくる風や扇風機の風でも冷えてしまいますので気をつけてください。
私も夏の妊婦を経験しましたが、お腹と首にタオルを巻き、背中にもタオルを入れ、その上からパジャマを着て寝ていました。
タオルや服である程度身を守っておけば、知らず知らずに布団を跳ね除けていても安心でした。
エアコンの位置や窓の位置を考えて、この夏は妊婦さん優先で寝る場所も考えてみてください。
ちょっとした工夫で暑い夏も快適に過ごせますよ。
今夜からぜひ実践してみてください。