台風が去ったあと、まだまだ暑い毎日が続きますね。
妊婦さんでお腹などのあせもに悩まされている方もいらっしゃると思います。
日本では昔から、妊娠5ヶ月に入った戌の日に安産を願って腹帯を巻く習慣があります。
腹帯は単に迷信から巻くわけではなく、お腹を冷えから守ったり、お腹を支える役割があります。
以前は腹帯といえば晒でしたが、最近はガードルタイプや腹巻になったものもあります。
自分のライフスタイルや心地よさで使い分けていただいてよいと思いますが、目白バースハウスでは晒をお勧めする機会も多くあります。
晒の利点としては綿100パーセントですから、汗をよく吸収します。
特に背中や腰に何層にも布が重なりますので、汗で冷えることも少なく、布一枚の腹帯より心地よく感じる方も多いようです。
なので、夏は特におすすめです。
また、日々大きくなるお腹の曲線に沿って布が伸びますので、窮屈すぎず緩すぎずちょうど良い加減に支えてくれます。
巻き方によっては骨盤を支える効果もあります。
昔は出産後は、赤ちゃんの布おむつとしても使用していましたし、晒一本で赤ちゃんのおんぶも可能です。
巻く作業が面倒に感じる方も多いかもしれませんが、慣れれば簡単に巻くことができますし、巻き方のコツを覚えれば、一日緩んで巻き直すということもありません。
私も妊娠中に毎日使用していましたが、ないと何か物足りなく感じるあの安心感や心地よさはもちろんのこと、使えば使うほど柔らかくなっていくさらしは、元々弱い皮膚の私にとってとても気持ち良かったです。
そして、洗ったさらしが風に吹かれひらひら揺れている様を見て、妊婦としてとても幸せな気分になりました。
皆さんもぜひ試してみてください。
巻き方が分からない、巻いてもどうもしっくりこないという方はスタッフにご相談くださいね。