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目白バースハウス(目白助産所)

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台風・爆弾低気圧と破水

また台風が来ているそうですね、こんにちは。
今年は本当に台風が多く、気が休まりませんね。

病院で勤務していた頃、「台風
」という言葉を聞くだけで、「破水した妊婦さんが来そうな予感、アー」というかんじでした。
そうです、陣痛ではなく「破水」の方が来られるので、陣痛が来ている産婦さんとは対応が異なってきます。

そのままでは陣痛が来なかったり陣痛が来ても微弱陣痛だったりで、何が起こるか予測する幅が大きい。
今考えると、妊娠中に温める食事や生活などを教えてもいなかったし、その時間すら、妊婦さんに関わることすら少なかった。そう思います。

台風などの低気圧だと子宮は張りやすく、硬くもなりやすいことは皆さんも体験されているかもしれません。
ただそれが、赤ちゃんを生み出すような陣痛と直結するか、というとそこは疑問が残ります。


破水が陣痛よりも前に起こって(前期破水)その後24時間以内に陣痛が起こってくると言われますが、その範囲内で陣痛が起こらなければ、陣痛促進剤を使うことは知られています。
破水することで、子宮の中と外界の交通ができてしまい感染をおこしやすいので、一定の時間がたったらば陣痛をつけてみる。


助産師としてはやはり破水から始まるのではなく、良い時期に赤ちゃんを生み出せるような陣痛が来てほしいと思ってやみません。

アイスクリームやジュースなど甘い物や冷たい物を常用している方は気を付けてください。
やはり体は温めて温めて温めて、ホットにいきましょう!