ごはんは、しらすと調味料を入れて昆布かつおだしで炊き込み、
炊き上がりに、別で塩茹でしたセリを混ぜ込みました。昔から「春は苦いものを食べよ」といわれています。
苦味がある山菜などには、ミネラルやポリフェノールが含まれ、細胞を活性化させる成分が多く、冬から春へ体の活動を助ける働きがあります。
また、春先に起こる情緒不安定やイライラをやわらげてくれる効果もあります。
子どものときは苦手だった苦味も大人になると美味しく感じるから不思議ですよね。
ただし、妊婦さんや授乳中のお母さんは要注意。
春野菜のアクは消化吸収も妨げやすくなるため、食べ過ぎると胃腸に不調が出る可能性もあります。
そしてアクやえぐみのある母乳は赤ちゃんが好みませんし、湿疹につながることもあります。
今回は助産師スタッフと相談してこれくらいなら・・・とメニューに取り入れさせていただきましたが、食べ過ぎないようにして春を味わう程度の量に留めておいてくださいね。
食べる時はアク抜きはしっかりと!今回のメインはノンフライの焼きスコッチエッグ。肉ダネに陳皮を混ぜこんであります。バースハウスではパン粉も使いませんので、代わりにお麩を細かく砕いたものをフライパンで炒って色づけしたものを周りにまぶして、オーブンで焼きました。いかがだったでしょうか?新ごぼうと水菜の和え物は、醤油で味付けしたごぼうと水菜とちょっとの塩で和えました。粉ふきじゃがいもと蒸し人参。粉ふきいもは、テンションを上げて、おりゃーと鍋をふりまわし粉をふかす。人参は、焦げない程度に水を少々加えて、塩をふりかけ、蓋をして弱火でじっくり柔らかくなるまで蒸し煮しました。ちゃんと甘味が出てよかったです。ぬか漬けは木綿豆腐と空豆。木綿豆腐はしっかり水切りして、ぬか床をまぶし袋漬けしひと晩。空豆はさやから出したものをかために塩茹でし、薄皮つけたまま、バラバラに散らばらないようにお茶パックに入れてぬか床に浸けひと晩・・・といった感じです。