雨が降ったり暑かったり、ちょっと季節を感じづらい最近ですね。今日みたいにこんなに暑くても今は梅雨。
さて、「梅雨」の字にもあるように、この季節は梅仕事に適した季節です。
梅雨と梅の関係。「梅雨」という名前の由来には諸説あるようですが、「梅の実が熟すころに降る雨」という意味合いもあるのだとか。
バースハウスでも3日後に行われる梅作り教室のために梅達がせっせと準備をしています。
程よい柔らかさと塩分の浸透をよくするためには、梅を「追熟」させる必要があります。綺麗な緑色をした青梅を数日空気に触れさせ、ある程度熟させてから漬けるのです。
この「追熟」。熟し足りなくても良くないし、熟しすぎても良くないしで、毎年梅干し教室の日にちょうど追熟がベストになるように合わせるのが至難の業。日々の気温や天候にも左右されるため、ほぼ神様梅様にお願いするのみです。
そして今年もちゃくちゃくと梅達が追熟を始めています。2日前程はまだ真緑の青梅だったとは思えません。日に日に梅の芳醇な香りが漂っています。
そして、手塩にかけたこの子達が美味しい梅干しになることを想像すると、とっても嬉しく愛おしくなってしまいます。