雨が続き、今日は日中の間も肌寒いなと感じる時が多かった気がします。
そんな風に感じると、乳腺炎の痛みを訴える方からのご相談の電話が続きます。見せていただくと、体も乳汁も冷えて冷たくなっている方がほとんどです。疲労感やだるさを訴えている方も多いですね。
寒暖差の激しい環境にいるとその気温差に対応しようとして、私たちの身体は必要以上にエネルギーを消費してしまいます。エネルギーを過剰に消費してしまうことで自律神経が乱れ、自分が意識している以上に冷えの症状が急速に進行する危険性があります。
さらに冷えだけではなく、肩こり、ほてり、食欲不振など、さまざまな不調を連鎖的に引き起こす可能性が高いので対策をとることが重要ですね。
今日来院された方には少し高めの温度で少し長めの足湯を。
呼吸をゆったりし、気になることを沢山お喋りしたら、パーっと顔色が明るくなり、足取りも軽やかになりました。
服装や部屋の温度も大切ですが、冷えた体にはやはり温かい蒸気を含んだもので温めてあげるのが効果的です。足湯が出来なくても、蒸しタオルで首の後ろや目を目を温めてあげるだけでも良いと思います。
少し寒いかなと思ったらすぐに対処してあげる、これが大切ですね。
私はこの時期、台所の目の届く所に「生姜」と「おろし金」を常備しています。あっと思ったら飲み物やお味噌汁、何にでも生姜を少しすりおろして入れています。目の届く所というのがポイントですね。
皆さんも色々ためして体調良く温かい毎日をお過ごしください。
あたしもあったかくて気持ちいいよ～。
