昨日空を見上げたら、大きな月がまーるく輝いていました。このぶんだと産まれてくるお子さんは多いだろうな〜、と思っていたら突然電話が鳴り響いて、「たぶん陣痛が来たと思う」とのお話でした。
かなり身体をケアしていた方なので、『3人目でもまだ陣痛ガ強くならないだろう……』なんて思わないで、何となく痛みが来てるかな〜、と思ったら直ぐに連絡して欲しい、とはお伝えしていたので、まだ陣痛発来とはとれませんが来て頂くことになりました。
来る途中から陣痛が本格的になってきて、3時間半というスピードで出血量もとても少なく、無事にお産になりました。
小学生のお兄ちゃんが凄く良いサポートしてくれていて、お水や塩黒糖を適宜お母さんの口の中に入れてくれてました。ですのでエネルギーも不足すること無く、子宮の収縮も良かったしトラブルは無かったのだと思います。
上のお子さんの立ち会いについて、小さなお子様の立ち会いについては、状況をみてからにしています。お母様の気持ちが上のお子様の方に行ってしまうと、陣痛が来なかったり弱まったりするおそれがあるので。
出産をご家族で迎えたいというご希望の方々が助産所を選んで下さいます。人生の始めの出逢いの場にしていただけることは大変ありがたいことです。
ただ、助産所では予防医学に基づいて、妊娠に自己ケアと助産所で行うケアの両側が同じ意識、同じ方向で行われるものだと考えています。
私達、助産師は、妊婦さんの身体がお子さんを育むのに適するように、骨盤脊椎、子宮、骨盤底筋群を造っていきたいのです。それは私達助産師だけではできません。妊婦さん御本人の意識もポジティブ二替えてもらいたいのです。
まな板の鯉、では助産所のお産はできません。お互いが車の両輪のように動いていけることが理想だと思います。
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