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目白バースハウス(目白助産所)

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ベビーの舌の状態と吸啜への影響、そして頭部の変形を予防するために出来ること

ベビーに吸われると乳頭が痛いとのことで、舌の状態をチェックしたところ、たしかに乳頭の先の方だけに集中して吸啜の刺激をしていることが分かりました。
 
かなり多くのベビーは吸啜するときに、どうしても乳頭先端部分を集中して吸うことがわかってきています。舌小帯の影響もあるかもしれませんし、その他の理由も考えられます。
 
ベビーの半数は、唾液腺のところが硬くなっているようで、それが舌小帯の伸びを悪くしている誘因かもしれません。
 
また経産婦さんでは、前回の授乳中に寝て飲ませていて、その為に乳頭がかなり伸びてしまっていて、新生児の吸啜には適さなくなっていることも少なくは無いようです。
 
たしかに新生児の口腔内をチェックすることで、かなりの情報が入ってきます。吸啜の癖や顎骨、顎関節の状態、それが分かることによって、口腔内のどこに刺激をしたら良いのかも分かります
 
新生児期は骨の状態も柔らかいので、同一の寝かせ方をすると頭部変形も起こりやすくなりますので、できるだけ毎回違う方向を向かせて寝かせることは必要だと思います。

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