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目白バースハウス(目白助産所)

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【KNさんの場合】

平成23年8月6日 14時26分 第二子 男の子 3,400g
 
赤ちゃんが選んだママと二人の時
このたびは、星野先生をはじめ、バースハウスのみなさんには、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。 今、出産を終えて、明日退院となりますが、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
こちらの助産院を知ったのは、たまたま豊島区民プロデュースという区の講座に応募され、開催されていた、ままなび庵さんの“お産セミナー”で星野先生のお話を聞いたのがきっかけとなりました。
 
一人目を産婦人科で産み、周りに助産院で産んだ人もいなかったので、先生のお話がすごくおもしろかったのを覚えています。妊婦だから気を付けるではなく、女性として産める体をつくること、赤ちゃんはママが一人で産むのではなく、赤ちゃんと一緒に頑張るもの…今ではこの基本の考えが、その頃の私には目からウロコでした。二人目を妊娠し、たまたま引っ越しもあり、以前より近くなったバースハウスさん。 こちらで出産する運命だったんだと思います。
 
バースクラス、日ごろの健診で前回(病院)と違ったのは
・健診時間をたっぷりとってくれること⇔病院は待つわりにすぐ帰される
・体のこと以外もしっかり聞いてくれる⇔病院は赤ちゃんのことのみ
出産自体も、一人目のわりに安産でしたが、孤独な感じが残っています。助産師さんにもう少しそばに居て欲しかった…もう少し前向きに励まして欲しかった・・・という感じでしょうか。
 
8月6日(土) いよいよ出産ですが…!! この日はパパの試験日でした。土・日と続けて受ける試験。 これまでずーっと休みの日図書館に行ったり、仕事から帰ってもビールも飲まずに勉強の毎日。パパ「8月6日はダメだからね!?」予定日が12日だったので、一応赤ちゃんにも言っておこう程度のノリ。ギリギリになっても「7日は時間短いし、6日だけやめてね」と。 そして…
6日 7時30分 パパ「行ってきまーす」    
   8時   おしるし    
   9時   陣痛スタート。
「なにこれー」とツッコミました…。 義母が5日から試験の時だけ関西から来てくれていて…上のお兄ちゃんを外に連れ出している間に、入院準備。    
  11時~12時タクシーでバースハウスに到着。
  14時26分出産というスピードでした。
 
上の子立ち会わせたいのに…パパもまだだし…でも、途中で助産師さんに「どうする?赤ちゃんがママと二人の時を選んだのかもよ」と言われ、その場で「そうだと思います!二人で頑張ります」と。この子は、今しかない二人きりの時間を選んでくれたんだなって。前の私なら「でも、息子もパパも立ち会ってもらいたいし…」と思って、なかなか決断できなかったかもしれません。これまでの健診やバースクラスでたくさんの赤ちゃんの気持ちを考えたり、助産師の皆さんと話してきたからこそ、その言葉を素直に受け入れていいお産になったのかなと思います。
 
生まれて10分後、義理のお母さんとお兄ちゃんが到着。お兄ちゃんは悲しいのか正座してポロポロと泣き、部屋に戻った時「びっくりしたから泣いたんだよー」と赤ちゃんかわいいって必死でお兄ちゃんになろうとしていました。 子どもって本当にすごいです。親になって大変なことがたくさんあるけど、教えられることだらけだなと思います。 ここには書ききれないほどの思いがありますが、このへんで。
 
本当にありがとうございました。
これからもたくさんの“いいお産”がここで生まれますように。