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目白バースハウス(目白助産所)

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【S.Kさんの場合】

第2子出産
3年前(2010年)に第1子(男の子)を目白バースハウスで出産し、今回もこちらでお世話になりました。1人目を出産した時に2人目ができたら、またぜひ目白バースハウスで産みたいと思っていたので、今回その希望がかない嬉しく思っております。
 
 
前回同様、今回も貧血に悩まされ(ヘモグロビンの値が9.2に‥)鉄剤を飲みつつ、こちらで鉄なべも貸して頂いての食事のアドバイスを頂きながら何とか乗り越え。36週の最終チェックではヘモグロビンの値がちょっとずつ上がってきた時にはほっとしました。
 
 
予定日は8月30日。9月に入ると夫も仕事が忙しくなるので、できれば少し早めに生まれるといいな、などと思っていました。37週に突入し、時々前駆陣痛のようなものを感じつつも、まだ赤ちゃんもそんなに下がってきておらず生まれる気配は無し。39週に入り、出産当日(39週+1日)、朝起きるとおしるしがあり、腰にも鈍い痛みがあり、もしかしたらこの週末で来るのかな…と思いました。
 
 
この日はちょうど39週の健診の予約を入れており、午前中夫と息子も一緒に目白バースへ。健診でゆっくり時間をかけて内診をしていただき、その後よもぎ蒸しをしていただきました。皆さん書かれていますが、これが効果てきめんで、後から振り返るとよい刺激になったのではないかと思います。体の芯がポカポカして気持ちよくなりました。(よもぎ蒸しの最中からちょっとずつ陣痛のような痛みもだんだん感じるようになりました。)
「今日うまく陣痛を付けたいなら、少し歩いたり動いたりした方が良いかも」とのアドバイスを頂き、健診後一旦家に帰り、後で散歩にでも出ようかな…などと考えていました。が、家族でお昼を食べていると陣痛が来ているのがはっきりと感じられるようになり、時計を見ると7分間隔ぐらいになっていました。
 
 
二人目は陣痛が進むのが早いと聞いていたので、とりあえずみんなで出かける準備をして、午後3時半頃目白バースに電話すると、「それではとりあえず来てください。」とのこと。タクシーを呼んで家を出たのが4時過ぎで、この時には5~7分間隔になっていて、痛みもちょっとずつ強くなってきていました。そして4時20分ごろ目白バースに到着。玄関の外で星野院長と井上さんが出迎えていてくれ、二人の顔をみてほっとしたのをよく覚えています。
 
 
目白バースについて安心したのか、診察室でお腹にモニターを付けて横になると、陣痛もだんだん強くなってくるのがわかりました。最初はあと2~3時間位で出てくるかなとのことで、自分も大体そのくらいかなと思っていましたが、どんどん痛みが増して陣痛が進み、思ったよりも早くいきみたい衝動にかられ、自分でもびっくりしてしまいました。そして上手な導きで1~2回いきんだところでするっと赤ちゃんが出てくるのがわかりました。時計を見ると午後5時半。到着してから一時間ちょっとでした。あまりの速い展開に当初は気持ちがついていっていなくて、直ぐに実感がわかない感じでしたが、生まれたばかりの臍の緒が付いた赤ちゃんを胸に抱っこさせてもらい、その温かさを感じて「生まれたんだ」としみじみ感動したのを覚えています。
夫も息子もずっと一緒に見守っていてくれて、家族みんなで新しいのちの誕生を迎えることができ、本当に幸せなひと時でした。息子が生まれたのも土曜日。今回もたまたま同じ土曜日でしたが、思った以上にお産が進むのが早かったので、家族みんな一緒にいる土曜日に生まれて来てくれて本当に良かったです。赤ちゃんはやっぱり家族にとってのベストタイミングを選んで生まれて来てくれるんですね。
 
 
夕方に生まれたので、そのまま家族四人で泊まりました。生まれてすぐに皆で一晩一緒に過ごすことができたのもよい思い出になりました。入院中もおっぱいが張って痛くなったりとトラブルがありましたが、手厚いケアをしていただき、またおいしい食事を沢山頂いたおかげで、心身ともにリラックスして大変心地よく過ごすことができました。
 
 
二度の出産を通して、目白バースハウスのみなさんには本当に色々と支えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんへの感謝を胸に、今日から家族四人の生活を楽しみつつ、授かった命を大切に育てていきたいと思います。またこれから皆さんとのご縁を大切にしていきたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。